ビットコインを預けると金利が付く銀行が誕生

2021年現在、日本では、ビットコインを銀行口座に振り込むことで利息という金利が付くサービスを提供することを開始した事業者が存在します。
この事業者では、仮想通貨を指定の口座に入金し預けることで預けた金額に応じて金利をつけようというシステムのようです。

このようなシステムは、海外の銀行でも注目されているシステムですがとある問題も懸念されています。一つは、預け入れた仮想通貨の価値が暴落した場合、銀行は預け入れた仮想通貨を資金として使用することができるのかという問題です。

なぜなら、銀行自体は通常の銀行のように仮想通貨を現金として預け入れ、その仮想通貨を現金代わりに使用して銀行の資産として運用をするわけですからいかに利息が付くといってもつけることができる利息は一定であるためです。

銀行側も、預け入れてもらった仮想通貨がいつまでも高騰していないと判断した場合、利息を抑える可能性もありますし、そもそも、利息を高く設定すること自体に利点がないと考える可能性も否定できないのです。

逆に考えれば仮想通貨を現金として扱わないといけないくらいまで銀行は現金の確保が難しくなっていると考えた場合、この日本での仮想通貨を預かり、金利を与えるというシステムは銀行にとってはプラスのしくみにはなります。

それを踏まえると、現段階では利益を得られそうであるのは銀行になり、銀行は一定の利息を支払うことを約束に仮想通貨を預かるという仕組みですので、結果としては現状では銀行側が優勢であると分析します。

ですが、将来的には、銀行に仮想通貨を預け入れた投資家側も利益を得ることができる仕組みが作られた場合、投資家が一時的に資産を預ける場所として銀行が機能することもあるため、利点が拡大することも考えられます。

また、銀行が預かるという点での利点はそればかりではなく、自分で仮想通貨を管理する必要性がなくなるとも考えられます。つまりは銀行側がセキュリティを導入し、仮想通貨を預かることで仮想通貨トレードを行っている人物の代わりに資産を預かることに利点があるため、この利点をうまく機能させることができれば仮想通貨のトレードをしている投資家をさらに抱え込むことも理論上可能であると結論づけます。

以上が仮想通貨を預けると金利が付く銀行が日本で誕生するというお話ですが、今後このような銀行が増えるかどうかについては、銀行が仮想通貨を資産としてみた場合いかに安全に確保することができるかと、以下に仮想通貨をトレードしてさらに銀行の収益とすることができるかが課題であると結論付けます。